「ダークナイト」

「メメント」「プレステージ」のクリストファー・ノーラン監督がクリスチャン・ベイルを主演に迎えて贈る新「バットマン」シリーズの「バットマン ビギンズ」に続く第2弾。
狂気の悪“ジョーカー”の登場により自らの存在意義そのものを問い直されることになる闇のヒーロー、バットマンの心の葛藤と、正義を守るための決死の戦いをリアルかつダークに描き出す。
なお、そのジョーカーを圧倒的な存在感で怪演したヒース・レジャーは、本作撮影終了直後の2008年1月に28歳の若さで惜しくもこの世を去った。

ゴッサムシティでは、バットマンとゴードン警部補が手を組み、日々の犯罪に立ち向かっていた。
だが、白塗りの顔に裂けた口の“ジョーカー”と名乗る正体不明の男が闇の世界で頭角を現わし、バットマンを嘲笑うかのごとく次々と凶悪事件を引き起こしていく。
そんな中、新しく赴任した地方検事のハービー・デントは正義感に燃え、バットマンとも協力して犯罪の一掃を強力に進めていく。
それでも凶行の手を緩めず街を混乱に陥れるジョーカーは、いよいよバットマンたちを窮地に追い込むための謀略を開始するのだった。
(allcinema)


DVDにて再鑑賞したら、内容のレビューを書きたくなったので書いた。笑

前半のマネーロンダリング(資金洗浄)の辺りのストーリーはよく分からない。
前半のストーリーがよく分からなくても中盤からのアクションシーンで引きつけるような作りで、ストーリーも段々と分かりやすい話になってくる。

映画の導入から、恐怖心をそそるBGMとジョーカーの登場シーンに圧倒される。
それに比べてバットマンの初登場シーンは、暗くて戦闘シーンがよく分からない。
そして戦い方が肉弾戦で地味だ。笑

多分、ジョーカーの演技がなければ普通のアメコミものになっていただろう。
今回リメイクのジョーカーはコミカルさが足りないと言われるが、現実感を保つにはこれ位が限界だろう。
こちらのジョーカーはふざけた悪者というより、狂った異常者といった感じを出している。

普段は吹き替え+字幕でDVDを観るが、字幕でヒース・レジャーの"声の演技"を聴いた方が楽しめる。

ジョーカーの演技が漫画的ではなく、現実に存在しそうな異常者であり、ジョーカーが語る自身の顔の傷の物語はありえそうな話だ。

バットマンが出てくるから、ああ、これは漫画だったと気づかされる。
漫画の映画化であり、真剣に構えて観るものではない。
"Why so serious?"

漫画が原作だから内容の荒さが見られてもあまり気にならない。
DVDにて再鑑賞した際、ジョーカー脱走のシーン以降は漫画的なストーリーが気になった。

それでも引き込まれてしまうのはジョーカーの演技や不気味な雰囲気づくりが上手いからだろう。
「恋空」のようなものだ。笑

実写映画で漫画的にやりすぎると"ご都合主義"と批判を浴びるが、映画館での鑑賞中は気にならなかった。


そしてバットマンも派手なCGアクションも不自然さがあまりない。
画面を暗くしたのは、バットマンの地味な戦い方や派手なCGアクションによる不自然さが顕著になってしまうからであるような気がしてきた。
バットマンのイメージカラーが黒だから、上手くそこをカモフラージュ出来る。

世界的な大ヒット興業収入を記録した中、アカデミー賞審査員の方々はこの辺りの荒さを見抜いていたのだろう。
自分は良く出来たストーリーや映像だと思っていたが甘かったかな。笑

しかし後半のストーリーを荒く分かりやすくしてアクションシーンを増やしたことによって、再びスクリーンに注目させる作りは上手いと思う。
2時間を超える尺の長さを感じなかったのはこの為かな。

アクションシーンで活躍するバットモービルやバットポット、そしてランボルギーニは最高に格好良かった。


凄い作品であることは確かで、映画館で観て良かったと思えた作品。
映画館で鑑賞しないとジョーカー登場のゾクゾクとする感じが味わえないだろう。

興業収入は「タイタニック」に次ぐ2位と世界的に大ヒットした作品なのだが、日本ではそれほど注目されていなかった気が。
友人の評価は良かったが絶賛レベルではない…
日本人にはウケないのか。笑

ということで…
2+2+2+2+1=9点!


しかし個人的には10点満点!笑
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シュガーレス

現代の女性はしたたかである。
男女平等の世の中になりつつある現代社会では当然のことか。

そんな女性に対して、男性が弱くなったと言うか甘くなった。
したたかな女性の尻に敷かれる男性が増えている。

男性は甘さを取り除いていくべきだろう。
甘いことと優しいことは違う。
優しいことには時に厳しさも含まれると感じる。
甘いことには厳しさは含まれない。
あくまでもこれは個人的な見解であるが。

だから自分は甘さを取り除いていこう。
女性に鞭を打たれて頑張ろう。笑

今年のアカデミー賞

作品賞:『スラムドッグ$ミリオネア』

監督賞:ダニー・ボイル 『スラムドッグ$ミリオネア』

主演男優賞:ショーン・ペン 『ミルク』

主演女優賞:ケイト・ウィンスレット 『愛を読むひと』

助演男優賞:ヒース・レジャー 『ダークナイト』

助演女優賞:ペネロペ・クルス 『それでも恋するバルセロナ』

脚本賞:『ミルク』

脚色賞:『スラムドッグ$ミリオネア』

撮影賞:『スラムドッグ$ミリオネア』

編集賞:『スラムドッグ$ミリオネア』

美術賞:『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

衣装デザイン賞:『ある公爵夫人の生涯』

メイクアップ賞:『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

作曲賞:『スラムドッグ$ミリオネア』

歌曲賞:"Jai Ho" 『スラムドッグ$ミリオネア』

音響賞:『スラムドッグ$ミリオネア』

音響編集賞:『ダークナイト』 

視覚効果賞:『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

外国語映画賞:『おくりびと』 / 日本

長編アニメ映画賞:『WALL・E/ウォーリー』

長編ドキュメンタリー映画賞:『Man on Wire』

短編ドキュメンタリー映画賞:『Smile Pinki』
短編アニメ映画賞:『つみきのいえ』

短編実写映画賞:『おもちゃの国』

ジーン・ハーショルト友愛賞賞:ジェリー・ルイス

受賞数(2部門以上のみ)
8 『スラムドッグ$ミリオネア』
3 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
2 『ミルク』『ダークナイト』


最も期待された『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』は美術賞、メイクアップ賞、視覚効果賞といったビジュアル面で評価されただけに終わった。

一方で、『スラムドッグ$ミリオネア』が作品賞、監督賞など8冠を獲得し、作品としての内容や完成度が評価されたのであろう。
主演・助演俳優陣の受賞者がいない中での最優秀作品賞が光る。


主演・助演俳優陣ではブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、メリル・ストリープなどは受賞ならず。
ケイト・ウィンスレット、ヒース・レジャーは前評判通りだったかな。

ショーン・ペンの『ミルク』、ペネロペ・クルスの『それでも恋するバルセロナ』にも注目してみた方が良いだろう。


外国語映画賞を獲得した『おくりびと』。
観ときゃ良かったな~
暗そうだからといって観ないようにするのは今後止める!!笑

B型の人の特徴

http://blogreport.labs.goo.ne.jp/

1.マイペース
2.自己中心的
3.気分屋
4.自己主張が強い
5.人の話を聞かない
6.飽きっぽい
7.楽天的
8.自分が好き
9.好き嫌いが激しい
10.めんどくさがり

 ↓

1.相手ペース
2.自分以外中心
3.気分に左右されない
4.自己主張が弱い
5.人の話をよく聞く
6.変化が嫌い
7.ネガティブ
8.自分嫌い
9.好き嫌い少ない
10.几帳面

B型の特徴を反対にしてみるとステレオタイプな日本人の出来上がり。
血液型性格診断が日本人に受け入れられる理由が何となく分かる。そういう国民性だから。
相手に合わせたり好き嫌いしないことが美徳な国です。

B型は正直過ぎるところがいけないのだろう。
B型らしくないB型とはそうではない人かな?

日本で生きていくには合わせている"ふり"のスキル習得が大事です。笑

「ウォンテッド」

オスカー女優アンジェリーナ・ジョリー、「つぐない」のジェームズ・マカヴォイが規格外の壮絶アクションを繰り広げる痛快エンタテインメント大作。
マーク・ミラー&J・G・ジョーンズによる人気グラフィック・ノベルを「ナイト・ウォッチ」のティムール・ベクマンベトフ監督がスタイリッシュに映像化。
暗殺組織に素質を見出された青年が覚醒し、孤高の暗殺者へ成長していく姿を理屈抜きの革新的ビジュアル満載で描く。
(allcinema)

自分はアクション映画はあまり観ない。
いかにアクション部分が優れていたとしても、ストーリーに甘さが見られると映画としてはスカスカな作品になってしまうからだ。
それならば早送りして、楽しめるシーンだけ観ればいい。
そうなるとAVと同じ。笑

しかしこの作品のストーリーは合格レベル。
マンガ的な面は否めないが。
そしてそれを補うアクションシーンは満載である。
冒頭の主人公の父親とされるおっさんがド派手なアクションシーンを演じ、これコメディか!?…と思ったが、それからは徐々にシリアス路線へ。

弱い男が強い男へ変わるというストーリーはスパイダーマンのようだったし、主演の俳優が似てる気がするのは俺だけか?笑
前半のダメ男から中盤以降強くなってからの演技にメリハリがあり、ダメ男っぷりの演技は見事だった。

アンジェリーナ・ジョリーは脇役であるが、要所要所で主役を食う。
さすがの存在感といった感じ。
彼女のアクションシーンは必見だ。

普段、雑誌や映像で彼女を見ていて息をのむほど美しいと感じたことはないのだが、スクリーン上ではとても映えて見えた。
この作品の現実味のあまりない雰囲気にぴったりであった。
現実離れした美しさとでも言えるだろうか。
この作品では一瞬だけ上半身裸の背中と、おしりの割れ目の肉体美を楽しむことが出来る。笑

全体的に緊張感を保って観ていられる作品でしょう。
続編がありそうでなさそうな終わり方でした。笑


2+1+1+2+2=8点!

「少年メリケンサック」

メイプルレコードの新人発掘部に在籍する契約切れ寸前のがっけぷちOL栗田かんなは、インターネットで偶然イケメンパンクバンド“少年メリケンサック”のライブ映像を見つける。その邪悪な絶叫系パフォーマンスに成功の予感を抱いたかんなは、さっそく契約交渉へ。
ところが、そんな彼女の前に現われたのは50歳を過ぎたヨレヨレのおっさんだった。かんながネットで見た映像は、なんと25年も前のものだった。
ところが、ネットでは少年メリケンサックの人気が一人歩きしてしまい、結局かんなはかつての面影をまるで残さない暴走おっさんパンクバンドを引き連れ全国ツアーに出るハメになるのだが…。
(allcinema)


"純粋な"パンクの良さが自分には良く分からない。
みんなと一緒にノレるかノレないか…と言われればノレないからだろう。
1人だけ現実に戻り、俺何やってんだろう…となるノリの悪い人です。笑

いざパンクのライブに参戦するとしたらノレなきゃ損!と騒ぐが(笑)

しかしこの映画にはライブになくてはならない臨場感がない。だから騒げないしノレない。
演奏している役者たちもあまり楽しそうに演っていない。
パンクは下手なりに勢いがあるのが良いのだけれど、下手なだけで勢いがないのが痛い。

そしてジョークが汚物、身障者などを扱ったブラックなものが多いところで好みが分かれるだろう。
ここ笑ってもいいのかなぁと考えてしまった。
ハイテンションだが、置いてきぼりにされた。笑


宮崎あおいは彼女の持つ可愛さが、キレ気味の演技の中でも引き出されていて魅力的だった。
佐藤浩市は「ザ・マジックアワー」より更にぶっ飛んだ役だった。
2人の役者とも、コメディの新境地を開拓し、演技の幅の広さを感じさせた。
この2人の安定した演技により、ある程度のクォリティを保っている。

評価の決め手となるのは、映画の雰囲気が自分に合うか合わないかに大きく左右されるだろう。
グドカンの作品は大体こんな感じ。

ニューヨークマラソンという曲がしばらく耳に残るので、印象的だったかと言われればそうだったのかもしれない。笑


0+1+1+1+1=4点!

「P.S.アイラヴユー」

ニューヨーク。ホリーは陽気で情熱的なアイルランド人の夫ジェリーとつましくも幸せに暮らしていた。だがある日突然、ジェリーは脳腫瘍でこの世を去ってしまう。それから3週間、ホリーは悲しみのあまり電話にも出ず、引きこもり状態に。
そんな彼女が30歳を迎えた日、家族や親友たちが誕生日のお祝いに駆けつける中、バースデイケーキとテープレコーダーが入った贈り物が届く。何とその差出人は、今は亡きジェリーだった。そしてテープには、明日から様々な形で届く手紙それぞれの内容に従って行動してほしい、とのメッセージが。
思わぬプレゼントに喜びと驚きが交錯するものの、翌日から届いた手紙の指示に従って行動し始めるホリー。やがて、彼女は手紙の指示通り、親友たちと共にジェリーの故郷アイルランドを訪れるのだが…。
(allcinema)

映画を観ていて、ホリーの母や友達が言うように、早く立ち直った方がいいんじゃない?という気持ちになった。
夫を失った本当の悲しみというのは、その人にしか分からないだろうが、それがあまり伝わってこないのは脚本がマズいからであろう。
登場人物の誰も深く共感しているようには見えなかったので、ホリーがぐずぐずしているように感じたのはマイナスポイント。

最初はジェリー格好いいことするなぁと思ったけれど、手紙書く暇があるなら死ぬって分かった時に直接手紙に書いたことを伝えてあげればホリーが立ち直るのも早まったのではないか…という考えはあまり面白くないか。
映画を盛り上げる演出に乗れなかった…失敗した!!笑

それと気になったのが、「女は望みが分からない」というセリフがあったけれど、だから男が混乱するのでは??…と思ったが。
だから冒頭のケンカの部分はよく分からなかったのかなぁ。

映画館にはカップルが多かったけれど、女性2人で観る映画でしょう。
ジェリーと、もう1人のアイルランド人がマッチョで陽気なイケメンときたから、男2人で楽しむのもいいかもしれない。笑

たとえいい話でも、共感できなければ話に入り込めない。感動できなかったのが残念。
女性でめっちゃ泣いた~という人がいたけれど、泣くポイントが女性とはズレていることを感じさせられた一本でした。

2+1+1+1+1=6点!

去年鑑賞した映画の点数

※一部変更があります。

魔法にかけられて
2+2+2+2+2=10点

デトロイト・メタル・シティ
2+2+2+2+2=10点

ザ・マジックアワー
2+1+2+2+2=9点

ダークナイト
2+2+2+2+1=9点

スウィーニー・トッド
2+2+2+2+1=9点

最高の人生の見つけ方
2+2+2+2+1=9点

Mr.ビーン カンヌで大迷惑!?
2+2+2+1+1=8点

WALL・E
2+1+1+2+2=8点

パコと魔法の絵本
2+1+1+2+2=8点

崖の上のポニョ
2+2+1+2+1=8点

マイ・ブルーベリー・ナイツ
2+2+1+1+1=7点

私がクマにキレた理由
1+2+1+2+1=7点

恋空
1+2+0+2+2=7点

ゲット・スマート
2+1+1+1+1=6点

ハンコック
2+1+1+1+1=6点

アイ・アム・レジェンド
2+1+1+1+1=6点

バイオハザード3
1+1+1+1+1=5点

僕の彼女はサイボーグ
2+1+0+1+1=5点

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」

「マグノリア」「パンチドランク・ラブ」のポール・トーマス・アンダーソン監督が名優ダニエル・デイ=ルイスを主演に迎え、石油を掘り当てアメリカンドリームを実現した男の欲望と裏切りの人生模様を骨太に描く一大叙事詩。
ダニエル・デイ=ルイスは本作の演技で全米の映画賞を席巻、アカデミー賞でもみごと主演男優賞に輝いた。
20世紀初頭。一攫千金を夢見る山師の男ダニエル・プレインヴュー。孤児を自分の息子H.W.として連れ歩く彼は、ある日ポールという青年から自分の故郷の土地に油田があるはずだとの情報を得て、西部の町リトル・ボストンへと向かう。そして、すぐさま土地の買い占めに乗り出す。
そんな中、ポールの双子の兄弟で住人の信頼を一手に集めるカリスマ牧師イーライが、ダニエルへの警戒を強めていく。
(allcinema)

観終えての感想…もう終わり?笑

今回は、昨年のアカデミー賞の最優秀作品賞を「ノー・カントリー」と争った「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」を鑑賞。

去年は「ノー・カントリー」も「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」も、内容が重くて難しそうな映画だなぁと思っていて観ようとは思わなかった。

しかし最近は心境の変化があり、何だか少し難しい本が読めるようになってきて、自分でも少し難しい言葉を使い始め、調子に乗って難しい映画もいってみようか!…と思って観てみたらまだ難しかった。笑

冒頭のシーンからしばらく無言が続く…その後のストーリーもだらだら進み、上映時間が確か2時間超えていて長い。
アカデミー賞作品賞候補だから、ストーリーが進むにつれて何かあるだろうと期待に期待を重ねて観ていたので時間は気にならなかったが、終わったらこんなに時間が経っていた…というような具合。
それはある意味、作品に引き込まれていたというような気もするが…

え、これで終わり?
時間無駄にしたぁ…とも思ったので、この作品に対してあまりいい印象は無い。

ストーリーについて述べると、石油を掘り当てアメリカンドリームを実現した男が欲望に取り憑かれて、こんなことしちゃいますよ~といった具合。
どこかで見聞きしたようなストーリーであまり新鮮味がなかった。

しかしながら、この流れが延々と続く中で、ダニエル・デイ=ルイスの演技によって救われた感がある。
彼の演技はディカプリオ主演の「ギャング・オブ・ニューヨーク」で観たことがあるが、何をしでかすか分からない怖さがあり、観ている人に緊張感をもたらす。
だから最後まで集中力が途切れなかったのかもしれない。

この作品で様々な想像をすることは可能だ。
レビューでも様々な意見が出ているが、自分はまだそこまで意見や想像したことを述べることは出来ない。まだまだということだろう。

1+1+1+2+1=6点!

「プラダを着た悪魔」

ローレン・ワイズバーガーの同名ベストセラー小説をアン・ハサウェイとメリル・ストリープの共演で映画化したおしゃれなコメディ・ドラマ。
ひょんなことから一流ファッション誌で働くことになったヒロインが、鬼のような上司に振り回されながらも恋に仕事に奮闘する姿をユーモラスかつ等身大で描き出す。
大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークへとやって来たアンディが就いた職業は、一流ファッション誌“RUNWAY”の編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント。
オシャレにとことん疎い彼女は、それが次へのステップになればという程度に考えていた。だから、ミランダが何者かもまるで分かっていなかった。彼女こそは、その絶大な影響力に誰もが恐れおののくファッション界のカリスマだった。
朝も夜もなく四六時中浴びせられるミランダの理不尽な命令に、いつしかアンディの私生活はめちゃくちゃに。恋人ネイトともすれ違いが続いてしまう。こうして、早くもくじけそうになるアンディだったが…。
(allcinema)

俺はオープニングシーンからのアン・ハサウェイ扮するアンディがダサい格好をしているとは思わなかった。
センスがない人には、センスがないこと自体すら分からないという。
まぁ凡人のセンスなんてこんなもんだ。笑
ファッション業界の厳しさを冒頭からかまされた感じである。

メリル・ストリープ扮する鬼上司ミランダは、社会に出ればザラに見られるような人だろう。
だから社会に出た人と、社会にまだ出ていない人では感じ方が違うと思う。
社会にまだ出ていない人はアンディに共感し、ミランダが鬼に見えるだろう。
しかし、社会人であればアンディは甘いと感じる。

ミランダの要求は厳しいけれど、社会人になると上司の厳しい要求に毎日応えていかなければならない。
ミランダの部下でありアンディの上司である、デザイナーのナイジェルが「君は努力をしていない、愚痴を並べているだけだ」とアンディに言う場面があるが、正にその通り。
努力する気があるなら愚痴ばかり出てこないはずだ。

アンディが努力するようになって幸運なことも重なるが、その幸運は人の協力によるもの。
自分が変われば周りも変わるという例えだ。
「アンディはラッキーなだけじゃん」と最初は思ったが、頑張っている人には幸運が重なるものだ。

仕事が順調になり、熱中するようになるとプライベートに影響が出る。
アンディが出した選択は、ファッション業界が第一志望ではないということが少なからず影響しているだろう。
本来の志望先のジャーナリストの世界もマスコミなので同じように厳しくなると考えられる。
だから結局同じ分かれ道の進路を再び選択することを迫られると思うが…。

ここで述べたことは全く個人的な意見で一例に過ぎない。
人によって感じ方が違う作品である。

2+2+2+2+2=10点!

「宮廷画家ゴヤは見た」

「アマデウス」「カッコーの巣の上で」の巨匠ミロス・フォアマン監督が、スペインの天才画家ゴヤが活躍した激動の時代を背景に、非寛容・非人間的な異端審問がもたらした一つの悲劇を描いた歴史ドラマ。
純真無垢な少女イネスと威厳に満ちた神父ロレンソが辿る数奇な運命を、2人の肖像画を手掛けるゴヤの目を通して繊細かつ重厚に描く。
主演は「ノーカントリー」のハビエル・バルデムと「クローサー」のナタリー・ポートマン。「奇跡の海」のステラン・スカルスガルドがゴヤを演じる。
時は18世紀末、スペイン国王カルロス4世の宮廷画家に任命されたフランシスコ・デ・ゴヤ。画家として最高の地位に登り詰めながらも、常に現実の社会と向き合い、人間の真実を見つめ続けた画家。
1792年、ゴヤは2枚の肖像画に取り掛かっていた。1枚は裕福な商人の娘で天使のように純真な魅力にあふれた少女イネス。もう1枚は威厳に満ちたロレンソ神父。
そんな中、カトリック教会では、ロレンソの提案で、形骸化していた異端審問の強化が図られていた。そしてある日、イネスは居酒屋で豚肉を嫌ったことからユダヤ教徒の疑いありとして審問所への出頭を命じられてしまう。
(allcinema)

クラシックな音楽とイネスの存在で明るい雰囲気を作り出すが、映画の内容はとにかく重苦しく暗い。
華やかなるヨーロッパにも血塗られた歴史がある。

そして俳優陣の演技は素晴らしかった。
ハビエル・バルデム扮する神父は、見ていてとても不快で憎たらしいが演技としては素晴らしい。。

前半のナタリー・ポートマンは美しくて元気のある明るいお嬢さんといった感じの演技だったが、後半の変わり様はよくぞここまでやったなぁ…と言葉が出ない。
例えるなら「ギルバート・グレイプ」のアーニーのよう。
アーニーはギルバートが世話をしてくれて男の子だったからまだ良かったものの…。

ゴヤを演じたステラン・スカルスガルドは、クイーンが活動休止してから横に大きくなったブライアン・メイに似ていた。笑
ゴヤは主演のような助演であり、ストーリーテラーとか進行役といった具合。主演は少女イネスとロレンゾ神父である。

この映画はゴヤの目から見た18世紀末のスペインを映し出している。
ゴヤは「黒い絵」という気味の悪い作品集を描いたが、それが当時の真実だったのだろう。
芸術家と言えど美しいものばかり描く訳ではない。

異端審問なんて今考えれば狂気以外の何物でもないが、当時は大真面目に普通にやっていたことだ。
現代にも未来から見ればおかしいことがたくさんあるはずだ。
例えば戦争や差別などが未来の常識では考えられないものとなっていて欲しい。そんなことを感じた。

異端尋問の実態を暴くためにイネスの父がロレンゾ神父を"尋問"するシーンがあるのだが、お父さんちょっと…やり過ぎでしょう!!と思った。笑
しかしあれこそ正に、勇気と呼ぶに相応しいものであった。
無鉄砲とも言うのかな?笑

最後のシーン、子ども達の歌声と共にイネスの笑顔でエンドロールを迎えるのだが、何とも後味が良いのか悪いのか…。


映画の内容から観る人を選ぶ作品だろう。
西洋史や美術に興味がある人は楽しめると思います。

2+2+2+2+1=9点!
プロフィール

Johnny

Author:Johnny
I guess you could say that freaks are my heroes.
「はみ出し者が、僕のヒーローなのかもしれない」

by Johnny Depp

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